「忙しくて食事の準備に時間をかけられないけど、栄養バランスはしっかり整えたい」。そんな悩みを抱えている方に注目されているのが、完全栄養食です。1食で必要な栄養素をまとめて摂れるという手軽さから、ここ数年で利用者が急増しています。
しかし、「本当に完全栄養食だけで大丈夫なの?」「デメリットはないの?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、完全栄養食にはメリットもデメリットもあり、正しく理解したうえで活用することが大切です。
この記事では、完全栄養食の基本的な仕組みからメリット・デメリット、さらに日常生活への上手な取り入れ方まで、詳しく解説していきます。完全栄養食の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
なお、各サービスの料金やメニュー内容は変更されることがあるため、購入前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

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そもそも完全栄養食とは?
完全栄養食とは、1食で人が必要とする栄養素をバランスよく含んだ食品のことです。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」を参考に、たんぱく質・脂質・炭水化物の三大栄養素に加え、ビタミン・ミネラル・食物繊維なども含まれるよう設計されています。
完全栄養食にはいくつかのタイプがあります。主なものを見ていきましょう。
ドリンクタイプ
粉末を水や牛乳に溶かして飲むスタイルです。Huel(ヒュエル)やCOMP(コンプ)が代表的で、1食あたり約350〜410円程度から利用できます。調理不要で最も手軽に栄養を摂取できるのが特徴です。
パン・パスタタイプ
BASE FOOD(ベースフード)が代表的で、BASE BREADやBASE PASTAなどが人気です。普通の食事に近い満足感が得られるため、「飲むだけでは物足りない」という方に向いています。コンビニでも購入できるアクセスの良さも魅力です。
クッキー・スナックタイプ
BASE Cookiesのように、おやつ感覚で栄養を摂取できるタイプです。間食の置き換えとして利用する方が増えています。
完全栄養食のメリット5つ
ここからは、完全栄養食の具体的なメリットを5つ紹介します。
メリット1:手軽に栄養バランスを整えられる
完全栄養食の最大のメリットは、短時間でバランスの良い栄養を摂取できることです。ドリンクタイプなら準備に1〜2分、パンタイプでもレンジで20秒温めるだけ。自炊で栄養バランスを整えようとすると献立を考え、食材を買い、調理して…と大変ですが、完全栄養食ならその手間が大幅に省けます。
メリット2:カロリーコントロールがしやすい
1食あたりのカロリーが明確に表示されているため、食事管理がしやすいのもメリットです。例えばBASE BREADのプレーン味は1袋あたり約205kcal。2袋食べても約410kcalと、一般的な昼食よりも低カロリーに抑えられます。
メリット3:食費の節約につながるケースがある
完全栄養食は1食あたり約300〜500円程度のものが多く、外食やコンビニ弁当と比較すると安く済む場合があります。特に毎日のランチ代を抑えたい方にとっては、コスト面でのメリットも見逃せません。
メリット4:非常食としても活用できる
粉末タイプやパンタイプは常温で長期保存が可能なため、災害時の非常食としても役立ちます。栄養バランスが整っているため、非常時でも必要な栄養を確保しやすいのは大きな安心材料です。
メリット5:食事の準備ストレスを軽減できる
「今日のご飯、何にしよう」というストレスから解放されるのも見逃せないポイントです。朝食や昼食を完全栄養食に置き換えることで、献立を考える負担が減り、その分の時間やエネルギーを他のことに使えます。

完全栄養食のデメリット5つ
メリットが多い完全栄養食ですが、デメリットもあります。導入前にしっかり確認しておきましょう。
デメリット1:食べる楽しみが減りやすい
完全栄養食だけを続けていると、食事の「味わう楽しみ」が薄れてしまう可能性があります。食事は栄養摂取だけでなく、見た目・香り・食感・人との食卓を囲む時間など、さまざまな要素で成り立っています。ドリンクタイプの完全栄養食は特に、「食べた」という実感が得にくい点に注意が必要です。
デメリット2:咀嚼の機会が減る
ドリンクタイプの完全栄養食を中心にしていると、噛む回数が大幅に減ります。咀嚼は唾液の分泌を促し、消化を助けるだけでなく、脳への刺激にもなります。噛む機会を意識的に確保することが大切です。
デメリット3:カロリー不足になる場合がある
完全栄養食は1食あたりのカロリーが控えめに設計されているものが多いため、活動量が多い方や男性の場合、カロリー不足になるリスクがあります。エネルギー不足は集中力の低下や疲れやすさにつながるため、自分の必要カロリーを把握したうえで利用することが重要です。
デメリット4:味のバリエーションに限界がある
完全栄養食は一般的な食事と比べると、味の選択肢が限られています。最近はフレーバーの種類が増えてきてはいるものの、普段の食事のような多彩な味わいを求めるのは難しいのが現状です。飽きを感じやすい方には長期的な継続のハードルになるかもしれません。
デメリット5:「完全」ではない場合がある
「完全栄養食」と名前が付いていても、すべての栄養素が完璧に含まれているわけではない商品もあります。ブランドによって栄養設計は異なり、一部の栄養素が不足しているケースも報告されています。栄養成分表示をしっかり確認し、足りない部分は他の食品で補う意識を持ちましょう。
代表的な完全栄養食ブランドの比較
ここでは、日本で入手しやすい代表的な完全栄養食ブランドを比較します。
BASE FOOD(ベースフード)
国内で知名度の高い完全栄養食ブランドです。パン・パスタ・クッキーなど食事系のラインナップが豊富で、「食べる」楽しみを残しながら栄養を摂取できます。コンビニでの取り扱いもあり、手に入りやすいのが強みです。公式サイトの定期便なら初回割引が適用されるケースもあります。
(参考:BASE FOOD公式サイト)
Huel(ヒュエル)
イギリス発の完全栄養食ブランドで、世界100カ国以上で販売されています。ドリンクタイプが主力で、Huel Black Editionはたんぱく質40gと高含有量が特徴です。植物性たんぱく質を使用しており、環境への配慮を重視する方にも選ばれています。
(参考:Huel日本公式サイト)
COMP(コンプ)
日本生まれの完全栄養食ブランドです。パウダータイプ・ドリンクタイプ・グミタイプがあり、シーンに合わせて選べます。食物繊維の含有量が他社より多めに設計されている点が特徴的です。1食あたり約407円から利用でき、価格のバランスも取れています。

完全栄養食の上手な取り入れ方
完全栄養食のメリットを活かしつつ、デメリットを抑えるためには、上手な取り入れ方を知ることが重要です。
1日1〜2食の置き換えがおすすめ
3食すべてを完全栄養食にするのではなく、朝食や昼食など1〜2食を置き換える使い方がおすすめです。夕食は通常の食事を楽しむことで、食の満足感を維持しながら栄養バランスを整えられます。
忙しい日のバックアップとして活用する
毎日使うのではなく、「忙しくて料理する時間がない日」や「買い物に行けなかった日」のバックアップとしてストックしておくのも賢い使い方です。常温保存できるタイプなら、デスクの引き出しやオフィスのロッカーに入れておくこともできます。
通常の食事と組み合わせて栄養を補う
例えば、サラダやスープと一緒にBASE BREADを食べるなど、通常の食事と組み合わせることで、咀嚼の機会を確保しつつ栄養バランスを強化できます。完全栄養食を「完全な食事」として使うのではなく、「栄養の底上げ」として活用する発想が大切です。
- 1日1〜2食の置き換えに留める
- 忙しい日のバックアップ食としてストックする
- 通常の食事と組み合わせて栄養を補強する
- 自分の必要カロリーを把握して不足しないようにする
- ドリンクタイプばかりに頼らず、噛む食事も取り入れる
栄養管理をもっと手軽にしたいなら宅配食もおすすめ
完全栄養食だけでは食事の満足感が物足りないと感じる方には、栄養バランスが管理された宅配食サービスを併用するのもひとつの方法です。ここでは、目的別に選べる2つのサービスを紹介します。
Dr.つるかめキッチン|専門医監修の制限食で栄養管理をサポート
Dr.つるかめキッチンは、糖質・塩分・カロリーなどの制限食を専門医が監修している宅配食サービスです。栄養バランスを細かく管理したい方や、食事制限が必要な方でも安心して利用できます。完全栄養食と組み合わせれば、栄養の偏りをより効率よく解消できるでしょう。
👇 専門医監修の制限食、詳しくはこちら

マッスルデリ|ボディメイク志向の方に最適な高たんぱく宅配食
マッスルデリは、ボディメイクやダイエットに特化した宅配食サービスです。高たんぱく・低脂質のメニューが揃っており、カロリーコントロールをしながらしっかり食事をしたい方に向いています。完全栄養食のカロリー不足を補う選択肢としても検討してみてください。
👇 ボディメイク特化の宅配食、詳しくはこちら



完全栄養食に関するよくある質問
Q. 完全栄養食だけで生活できますか?
栄養素の数値上は可能ですが、食事の楽しみや咀嚼の減少、カロリー不足のリスクを考えると、長期間にわたってすべての食事を完全栄養食だけにすることはおすすめしません。1〜2食の置き換えに留めるのが現実的です。
Q. 完全栄養食は子どもでも食べられますか?
多くの完全栄養食は成人向けに栄養設計されているため、子どもにそのまま適用するのは推奨されていないケースが一般的です。お子さんへの利用を検討する場合は、各ブランドの公式情報を確認してください。
Q. 完全栄養食はダイエットに向いていますか?
カロリーが明確に管理できるため、食事管理のツールとしては有用です。ただし、完全栄養食を食べれば自動的に体重が減るわけではありません。摂取カロリーと消費カロリーのバランスが重要であることに変わりはないため、過度な期待は禁物です。
Q. 完全栄養食の保存期間はどのくらいですか?
製品によって異なりますが、粉末タイプは未開封で約1年、パンタイプは約1か月、グミタイプは約6か月が目安です。購入時に賞味期限を確認し、まとめ買いする場合は消費計画を立てておきましょう。
完全栄養食はあくまで「食事の選択肢のひとつ」です。持病がある方や通院中の方は、利用前にかかりつけ医に相談することをおすすめします。また、アレルギー成分の表示は必ず確認してください。
まとめ
完全栄養食は、手軽に栄養バランスを整えられる便利な食品ですが、食べる楽しみの減少やカロリー不足のリスクなど、デメリットもあります。大切なのは、完全栄養食を「完全な答え」としてではなく、食生活を支える便利なツールとして捉えることです。
1日1〜2食の置き換えや、忙しい日のバックアップとして活用すれば、メリットを最大限に活かしながらデメリットを最小限に抑えられます。自分のライフスタイルに合った取り入れ方を見つけて、無理なく継続していきましょう。


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